土屋ホームの坪単価・特徴・商品ラインアップ

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ノブユキ

2022年に一条工務店で平屋のマイホームを建築した一級建築士のノブユキです。

近年、高気密・高断熱や省エネが住宅建築のトレンドとなっており、省エネ性能に優れた家を希望する方が増えています。

この記事では、高気密・高断熱を得意としているハウスメーカーの一つである「土屋ホーム」について解説します。

目次

土屋ホームの概要

土屋ホームは、1969年に設立された北海道札幌市に本社を置くハウスメーカーです。

木造の注文住宅の建設を専門としています。厳しい寒さの北海道の会社ということもあり、業界最高水準の断熱性を誇ります。

グループ会社に不動産会社やリフォーム会社があり、住まい、暮らしに関するあらゆることを提供しています。

土屋ホームの商品別の坪単価

商品名坪単価
CARDINAL HOUSE
(カーディナルハウス)
70万円~100万円
LIZNAS
(リズナス)
60万円~80万円

土屋ホームの商品ラインナップ

土屋ホームには、自由設計の商品と規格住宅の商品の2つのブランドがあります。

CARDINAL HOUSE(カーディナルハウス)

画像引用:土屋ホーム公式HP

土屋ホームが、50年の経験で培ったノウハウをベースにした、「世界で一つ、あなただけの家」を実現するため、他社では提供できない独自の価値を提供する自由設計の注文住宅ブランドです。

LIZNAS(リズナス)

高断熱・高気密・高耐震の性能を手に取りやすいリーズナブルな価格で提供する規格住宅ブランドです。

こだわりや予算に合わせて2つの商品に分かれています。

リズナスの種類

①AND SELECT(アンドセレクト)
7つのスタイル、60以上のプランからセレクトするだけ

②AND CUSTOM(アンドカスタム)

150プランからセレクトし、壁や窓の位置を好みに変えることができるセミオーダータイプ

〇AND CUSTOM(アンドカスタム)のイメージ図

画像引用:土屋ホーム公式HP

土屋ホームの家の特徴

構造・工法

構造:木造

構法:従来の軸組工法を進化させた独自技術の「BES-T構法」を採用しています。

厳しい気候で育まれた「HOKKAIDO WOOD(北海道産木材」を使用

主に北海道エリアでは、柱・梁などに『HOKKAIDO WOOD(北海道産木材)』を使用し、その他の地域についても国産材を多く使用しています。

地域に根ざした木材の活用を行うことで、輸送による環境負荷の軽減にもつながり、カーボンフットプリントの削減にも寄与しています。

2027年には、北海道産・国産木材で100%施工することを目標としています。

自社大工のための訓練学校「土屋アーキテクチュアカレッジ」を設立

土屋ホームは、熟練の大工さんが高齢化し減少していく中、「土屋アーキテクチュアカレッジ」という大工の訓練学校を設立し、施工の要となる大工さんを育成し、最高水準の高気密・高断熱の家を実現しています。

高断熱・高気密住宅を実現するには、隙間なく正しく断熱施工・気密施工をする必要があります。土屋ホームは、自社大工の施工技術を磨き、最高水準の住まいを提供しています。

土屋ホームの家の性能

耐震性

BES-T構法

画像引用:土屋ホーム公式HP

BES-T構法は、日本の伝統的な木造軸組構法を進化させた独自技術の構法です。

「高齢者対応(Barrier free)」、「耐久性(Endurance)」、「省エネルギー/環境共生(Save energy)」を徹底的に「科学する(Technology)」の頭文字から「BES-T」と名付けられています。

BES-T構法は、「点」と「面」で家を支えることで、地震や台風のような外力にも強く、建物全体に力を均等に分散します。

耐久性を一段と強化するため、基礎と柱の接合部には独自開発の頑強な金物を、基礎・土台には高強度の異形鉄筋とコンクリートを採用し、家の重さにしっかり耐え、安全性と耐久性を高めています。

許容応力度計算による耐震等級3

住宅の耐震性能を確かめる方法は主に以下の3つがあります。

耐震性能の確認方法

①仕様規定(建築基準法)

②性能表示計算(品確法)

③許容応力度計算(建築基準法)

①→②→③の順で計算法方法が複雑となり、より安全性が高くなっていきます。

住宅性能表示による耐震等級3を取得するためには、②の「品確法による性能表示計算」というものを行い、所定の耐震性能を有しているかを確かめる必要があります。

ですが、土屋ホームでは「品確法による性能表示計算」より詳細な計算必要で、より安全性が高い計算方法である③の建築基準法による「許容応力度計算」を行なっています。

土屋ホームでは、全棟を許容応力度計算を行った上で耐震等級3を取得しています。

○各計算方法の違い

計算方法壁量の検討部材の検討地盤・基礎の検討
仕様規定
性能表示計算
許容応力度計算

耐震等級3とは、建築基準法で定められてる耐震性能の1.5倍の耐震性能を有していることを示します。

エンジニアリングウッドを使用

画像引用:土屋ホーム公式HP

木材は断熱効果が高く適度に湿度を調節してくれますが、欠点があります。

無垢の木は、十分に乾燥させていないと反りや狂い、さらには割れが生じたりします。また節があると、必要な強度を発揮することができません。

エンジニアリングウッドは複数の乾燥木材を貼り合わせて作られた集成材で、無垢材より強度を1.2倍から1.5倍に高め、長期間、美しさと性能を維持します。

断熱性・気密性

UA値

CARINAL HOUSE(カーディナルハウス)で、UA値0.19となっています。

UA値0.19というのは、断熱等級の最高等級である断熱等級7(HEAT20の最高基準であるG3と同レベル)を超える断熱性能です。これは、真冬に無暖房でも室内温度が15℃を下回らないレベルと言われています。

○断熱等級7の各地域の基準値

地域UA値(W/㎡・K)
1地域(旭川市など)0.20
2地域(札幌市など)0.20
3地域(盛岡市など)0.20
4地域(仙台市など)0.23
5地域(さいたま市など)0.23
6地域(東京23区、大阪市など)0.26
7地域(福岡市など)0.26
8地域(沖縄県)
UA値とは

外皮平均熱貫流率といい、室内の熱が外にどれだけ逃げてしまうかを表す数値。UA値が低いほど住宅の熱損失が少ない(≒気密断熱性能が良い)ことになる。

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ダブル断熱工法

画像引用:土屋ホーム公式HP

外壁の外側と内側に断熱材を設置した「CARDINAL HOUSE BES-T019(ベスト ゼロ・ワン・ナイン)」というダブル断熱構法を採用しています。

外側に66mmの一層張りフェノールフォーム断熱材、内側にグラスウールを採用することで、断熱等級7をクリアするUA値0.19W/㎡・Kの家を実現しています。

基礎断熱

床下は外の影響を受けやすく、湿気もたまりやすいため寒さや床下のカビの原因になります。

土屋ホームは、「基礎断熱」を採用しているため、冬場の床下からの冷気をシャットアウトし、床下まで室内と同じ快適な環境をつくり、人も建物も健康的な住まいを実現しています。

業界最高水準の気密性能

自社の訓練学校で育成した高断熱・高気密のプロの職人により、平均でC値0.38㎠/㎡という業界最高水準の気密性能となっています。

また、木材が乾燥収縮などで動くことで隙間が生まれ気密性能が衰えますが、土屋ホームの家は、外断熱、基礎断熱が木材を守ることで収縮が抑えられ、気密性能が衰えづらくなっています。

C値とは

家の隙間の量を表している数値で、単位は㎠/㎡です。床面積1㎡当たりで何㎠の隙間があるかを表します。数値が小さい程、気密性能に優れています。

防災・減災

停電後でも暖かさが逃げない

冬期の災害時には、停電により暖房機器が停止して室温の急激な低下が起こります。

土屋ホームは、無暖房になってから24時間経っても室内温度が15℃を下回らないレベルの断熱性能です。これにより、災害時でも家が快適環境を維持することができます。

土屋ホームの実証結果

室温22.7℃、外気温-5.6℃の状況で暖房を停止し、24時間後であっても室温15.2℃を維持しています。

火災に強い

土屋ホームは、住宅金融支援機構が定める「省令準耐火構造」の仕様としています。一般的な木造住宅よりも火災のリスクが少なく、万一火災が発生したとしても延焼しづらい構造となっています。

省令準耐火構造の特徴

①外壁を防火構造として外部からのもらい火を防ぐ

②火元の部屋を燃えにくい材料で区画することで、他の部屋への延焼を防ぐ

③ファイヤーストップ材で壁の中や天井裏を伝わって延焼が拡大するのを防ぐ

ノブユキ

省令準耐火構造だと、火災保険料も半額近く安くなります。

土屋ホームの保証・アフターフォロー

最長30年保証

定期的に住宅の点検・診断を行います。

無料点検・診断は「6か月点検」「12か月点検」「23か月点検」「5年診断」「10年診断」「15年診断」の計6回あり、「20年」「25年」の有料点検があります。保証期間は最長で30年延長保証となります。

住宅設備は、CARDINAL HOUSEが10年保証、LIZNASが1年保証です。

家の履歴をすべて管理

土屋ホームは、着工前の打ち合わせ内容や、建築後のメンテナンスまで、あらゆるデータを記録し保存しています。この記録により、適切なメンテナンスやリフォーム、売買時の適切な資産性の判断が可能になります。

グループ会社による多彩なサービス

新築注文住宅事業の「土屋ホーム」の他、リフォーム事業の「土屋ホームトピア」、不動産事業の「土屋ホーム不動産」「土屋ホーム不動産販売」のグループ会社があります。

グループを通じて、年数が経過した後のリフォーム、事情により家を手放さなければならなくなった際の不動産売買など、住まい、暮らしに関するあらゆることを提供しており、お客の一生に寄り添えるサービスを提供しています。

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まとめ

土屋ホームは
  • 業界最高峰の断熱性能・気密性能
  • 坪単価は60万円~100万円
  • 耐震性能にも優れている

土屋ホームは、厳しい環境である北海道の会社ということもあり業界最高峰の断熱性能・気密性能となっています。

ローコストメーカーなどに比べると坪単価は高い傾向にありますが、冬は暖かく、夏は涼しく快適な住環境を手に入れることができるでしょう。

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