【一条工務店の平屋】費用・内訳実例公開 !我が家の坪単価は105万円!

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ノブユキ

一級建築士のノブユキです。
2022年に一条工務店で平屋のマイホームを新築しました。

マイホームを建てたいけど注文住宅っていくら掛かるの?
実際に掛かった金額を見てみたい!

このようにお悩みの方へ、我が家の実際に掛かった建築費用を公開します!

この記事でわかること
  • 土地購入に掛かった実際の費用
  • 建物に掛かった実際の費用
  • 土地購入・建物以外で掛かった費用

知人紹介制度を利用したい方は、下記を内容をお問い合わせフォームから送っていただければ当日中に紹介手続きを行います。

お名前(ふりがな)」

「メールアドレス」

「住所」

「電話番号」

お問い合わせフォームから住所や電話番号を送るのに不安がある方は「お名前(ふりがな)」「メールアドレス」を送っていただければ、当日中にメールを送りますので、メールにて「住所」「電話番号」をお教えください。

目次

我が家の情報

我が家のリビングです!
土地

面積:約110坪

用途地域:指定なし(市街化調整区域)

下水道:未整備(浄化槽)

建物

延床面積:約105㎡(約32坪)

階数:平屋

ハウスメーカー:一条工務店 i-smartⅡ(アイ・スマートⅡ)

我が家は建築するハウスメーカーを一条工務店に決めましたが、一条工務店に決めた理由を別記事で解説していますので、よければそちらもご覧ください。

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土地購入に掛かった実際の費用

我が家の土地に掛かった費用総額は

1085万5000円!!

詳しい内訳はこちらです!

項目金額
土地売買代金8,800,000円
固定資産税(日割り計算)1,000円
契約印紙代金5,000円
仲介手数料356,400円
開発許可、農地転用、埋蔵文化財、排水負担金466,100円
仮登記、移転登記、抵当権設定126,500円
水道本管取り出し費用330,000円
合計10,085,000円

土地購入には土地そのものの価格だけではなく色々と費用が掛かります。各内容について簡単に解説します。

土地売買代金

8,800,000円

土地の購入費用です。土地費用は住まわれている地域、駅からの距離など条件によって全然違います。

我が家の土地は市街化調整区域ですので、約110坪と広い土地を低価格で取得することができました。

固定資産税(日割り計算)

1,000円

固定資産税は、毎年1月1日に所有している人が支払う義務があります。

売主は既に1年度分の固定資産税を支払っていますので、買主に所有権が変わってからの日数分の固定資産税を算定し、売主に支払います。

契約印紙代金

5,000円

契約書を交わす際は、売買代金ごとに定められた収入印紙を契約書に貼り付けることが印紙税法によって定めれています。

我が家の場合は、契約金額が880万円ですので1万円の収入印紙が必要となりますが、令和9年3月31日までは軽減措置で5千円で良いこととなっています。

○契約金額別の収入印紙代(印紙税)

スクロールできます
契約金額実際の印紙税率軽減税率
10万円を超え 50万円以下のもの400円200円
50万円を超え 100万円以下のもの1千円500円
100万円を超え 500万円以下のもの2千円1千円
500万円を超え1千万円以下のもの1万円5千円
1千万円を超え5千万円以下のもの2万円1万円
5千万円を超え 1億円以下のもの6万円3万円

仲介手数料

仲介手数料:356,400円

仲介手数料は不動産屋さんの売上となる部分です。こちらは法令で上限額が決まっており下記の様になります。

取引物件価格仲介手数料の上限
400万円超取引物件価格×3%+6万円+消費税
200万円超~400万円以下取引物件価格×4%+2万円+消費税
200万円以下取引物件価格×5%+消費税

開発許可、農地転用、埋蔵文化財、排水負担金

一式:466,100円

こちらの費用については全ての人に掛かるわけではなく、土地の場所によっては費用が発生します。

我が家は下記の条件の土地であったため、多くの手続き費用が発生しました。

我が家の土地の条件
  • 市街化調整区域のため開発許可が必要
  • 土地の地目が農地のため農地転用の手続きが必要。
  • 埋蔵文化財包蔵地のため手続きと試掘が必要。
  • 下水道整備区域ではないため浄化槽の排水を流すための負担金が必要。

仮登記、移転登記、抵当権設定

一式:126,500円

土地を購入した場合には所有権などの登記申請を法務局で行う必要がありますが、素人には非常に難しいです。

このため、通常は司法書士の方に手続きを委任することになり、その手続き費用が発生します。

ほとんどの方は、所有権の移転登記と住宅ローンによる抵当権の登記を行うこととなりますが、我が家の場合は仮登記が必要な土地であったため、その費用がプラスされています。

仮登記が必要であった理由
  • 開発許可申請の条件として自己所有の土地である必要がある
  • しかし、農地法により農地転用の許可後でないと所有権移転ができない
  • このため仮登記を行い、自己所有予定地として開発許可申請を行う
仮登記とは?

登記の予約制度のようなもの。 農地転用のケースでは、当事者間で売買の約束をしているけど農地法の許可に時間がかかるため所有権移転登記がまだできない場合に行い、農地法の許可をもらうことを条件に所有権を移転してもらう。

水道本管取り出し費用

水道本管取り出し費用:330,000円

道路内に埋まっている水道管の本管から敷地内に水道管を引く費用です。

こちらは、道路に埋設されている水道本管から敷地までの距離により費用が変わってきます。

また、幹線道路など交通量が多い道路の場合は警備員を雇ったりしなければならず更に多くの費用が掛かります。我が家の場合はそれほど人通りの多くない生活道路で33万円掛かりました。

ノブユキ

市街化調整区域なので土地代金自体は低めですが、市街化区域に比べて農地転用や開発許可が必要で費用が余計に掛かっています。

建物に掛かった実際の費用

建物の建築に掛かった費用総額は

3340万7986円!!

詳しい内訳はこちらです!

項目金額
本体価格(法人割引有り)21,820,833円
確認申請・その他業務費用454,000円
付帯・屋外給排水・雨水排水・浄化槽工事1,621,100円
標準仕様外工事4,238,600円
上記消費税2,813,453円
設計報酬110,000円
テレビアンテナ工事費50,000円
太陽光発電システム(太陽光パネル&蓄電池)2,300,000円
合計33,407,986円

建物も土地と同じく本体価格以外にも様々な費用が掛かりました。こちらはいくつか抜粋して解説します。

本体価格

法人割引2%引きで21,820,833円

一条工務店の建物本体価格はとてもシンプルで、施工面積に㎡単価を掛けるだけです。

私が契約した2021年時点では、i-smartⅡの平屋の㎡単価は213,400円/㎡でした。

確認申請・その他業務費用

一式:454,000円

建物を建てる際には役所などに確認申請を行わなければなりません。

また、我が家は長期優良住宅ですのでそれらの申請手続きなどの費用が掛かりました。

付帯・屋外給排水・雨水排水・浄化槽工事

一式:1,621,100円

掛かった費用の概要は以下のとおりです。

費用の概要
  • 敷地内の給水管の工事用
  • トイレやキッチンなどからの排水管の工事費用
  • 雨水を敷地内に浸透させるための設備の設置費用
  • 汚水を処理する浄化槽の設置費用

標準仕様外工事

4,238,600円

こちらは簡単に言えばオプションのことです。こだわればこだわるだけ費用は膨らんでいきます。

我が家のオプション内訳は以下のとおりです。

我が家で採用した一条工務店の高額オプションの一つである、「全館さらぽか空調」を約2年間使用した感想を別記事で解説していますので、さらぽか空調を採用しようか悩んでいる方はそちらも併せてご覧ください。

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一条工務店のオプションで採用して良かったものナンバー1は「さらぽか空調」ですが、採用して良かったオプションは他にもあります。それは、洗面台のグレイスドレッサーです。

一条工務店で家づくりをしている方、考えている方にとてもオススメしたいので、是非こちらの記事も併せてご覧ください。

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また、高額オプションであるカップボードについては、「知人紹介制度」を利用することで無料でプレゼントしてもらうことができます。知人紹介制度の利用方法は別記事で詳しく解説していますので、そちらも併せてご覧ください。

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土地購入・建物以外で掛かった費用

土地購入・建物以外で掛かった費用総額は

546万6602円!!

詳しい内訳はこちらです!

項目金額
外構工事2,816,000円
物置346,126円
砂利(材料費のみ、施工はDIY)16,500円
防草シート(材料のみ、施工はDIY)48,740円
人工芝(材料のみ、施工はDIY)152,718円
フロアコーティング254,000円
火災保険料346,010円
地鎮祭20,000円
つなぎ融資事務手数料59,000円
つなぎ融資印紙代2,000円
住宅ローン事務手数料790,000円
住宅ローン金消契約印紙代20,000円
水道メーター加入金175,800円
つなぎ融資利息198,036円
引越し費用99,000円
建物登記費用(表示・保存)114,572円
不動産取得税(土地)9,900円
不動産取得税(建物)18,200円
合計5,486,602円

土地・建物以外にも様々な費用が掛かります。こちらもいくつか抜粋して解説します。

外構工事

2,816,000円

土地が広いため外構工事に想定以上の費用がかかり驚きました。

当初、一条工務店に紹介された外構業者で見積りをお願いしたところ400万円を超えていましたが、自分で外構業者を探して数社から見積りを取って安い業者を見つけました。

同じ内容でも業者によって価格が違いますので必ず数社から見積りを取ることをオススメします!!

また、DIYでできるところは材料だけ購入して節約を図りました。

外構工事の費用の内訳については別の記事で解説していますのでそちらも併せてご覧ください。

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フロアコーティング

254,000円

フローリングに専用塗料を塗布することにより耐久性耐水性防汚性を高め、傷もつきにくくなるメリットがあります。

我が家はペットを飼う予定であったため、グリップ性向上のためにもフロアコーティングを行いました。

(フローリングだと滑りやすく、ペットの足腰に負担がかかり骨折や股関節の異常の原因となります。)

愛犬バル

滑りにくくてペットにも安心だワン!

フロアコーティングは「森のしずく」という業者で施工しました。「森のしずく」については別記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

また、フロアコーティングの必要性やメリット・デメリットについても別記事で解説していますのでご覧ください。

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火災保険料

346,010円

火災・地震・水害など災害によりマイホームに被害があった場合のために必ず入るべきです。

各保険会社によって細かくプランが違い、特約の種類も多くあるため数社を比較して検討することをオススメします。

住宅ローン事務手数料

790,000円

住宅ローンを利用する際に必要となる費用です。住宅ローンには固定金利・変動金利があり、銀行や住宅ローン会社にいって利率や手数料に違いがありますのでこちらも数社を比較して検討することをオススメします。

引越し費用

99,000円

こちらは引越しの距離や会社によって大きく違い、また値引き交渉によって大きく金額が変動します。

こちらもしつこい様ですが数社を比較して検討することが重要です。加えて見積りを取る順番も大変重要です。後々、値引き交渉のコツを解説させていただければと思います。

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まとめ

我が家の実際の費用を公開させていただきました。注文住宅を建てたいと思っている方は実際にどれくらいの費用で注文住宅を建てられるのか少しはイメージが湧きましたでしょうか。

建物の広さを大きく、オプションをたくさん付けるなど、こだわればこだわるほど費用はどんどん高くなっていきます。我が家はオプションにこだわったことから予算内に納めるため、床面積を小さくするために間取りの調整にとても時間を掛けました。

家づくりを検討している方はこちらでお伝えした内容を参考にしていただければと思います。

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