2022年に一条工務店で平屋のマイホームを建築した一級建築士のノブユキです。
家づくりを進めていく中で色々と設備を選択していくこととなりますが、一条工務店では、基本的に一条工務店のオリジナルの製品から選んでいくこととなります。
アイ・スマートの標準仕様は「リュクスドレッサー」という洗面台です。有料となりますがグランセゾンの標準仕様である「グレイスドレッサー」という洗面台を選択することができ、我が家はオプション料金を払いグレイスドレッサーとしました。
グレイスドレッサーにして大正解です!
この記事では、リュクスドレッサーとの比較やグレイスドレッサーのおすすめポイントを解説します。
グレイスドレッサーの他に、採用して大正解であったオプションがあります。
それは「さらぽか空調」です。床冷房に除湿を行う換気設備により梅雨や夏場でもカラっと涼しく快適に過ごすことができます。別記事で「さらぽか空調」について解説していますので、良ければそちらもご覧ください。
グレイスドレッサーの良い点
「グレイス」と「リュクス」を比較し、グレイスドレッサーの優れている点(メリット)を紹介します。
①上段収納扉の開き方の違い(昇降・観音開き)
②下段収納扉の開き方の違い(2段引出し・観音開き)
③水栓の違い(壁水栓・立水栓)
④子供用鏡の有無
⑤ティッシュ取出し口の有無
グレイスドレッサー
リュクスドレッサー
①上段収納扉の開き方の違い(昇降・観音開き)
上段の収納扉について、「リュクス」の場合は、上記の画像のとおり観音開きの扉タイプとなっているため、上段に収納しているものを取ろうとする時は、踏み台などを使用する必要があります。
「グレイス」の場合は、ダウンウォールという昇降方式の収納のため、持ち手の部分を引くと上段収納部が下がってきて、踏み台などを使用することなく上段部分に物を出し入れすることができます。
いちいち踏み台を持ってこなくて良いから女性でもラクチンです。
詰め替え用の洗濯用洗剤や柔軟剤など重いものを入れておいても、スムーズに昇降させることができます。
②下段収納扉の開き方の違い(2段引出し・観音開き)
下段の収納について、「リュクス」の場合は上段と同じく観音開きの収納となっていますが、「グレイス」の場合は引出しタイプで、奥に収納したものも取り出しやすくなっています。
観音扉タイプだと奥に収納したものを取り出すために手前の物を一旦出さなければいけないので、収納・取り出し共に非常にラクチンです。
また、「グレイス」は2段収納となっているため収納量も多くなっています。
③水栓の違い(壁水栓・立水栓)
「リュクス」の水栓は、多くの洗面台で採用されいるような立水栓(下から水栓が出ているタイプ)となっていますが、「グレイス」の場合は壁側から水栓が出ています。
立水栓の場合は、水栓の根元部分に水垢や汚れがたまりやすく、こまめに掃除を行わなければなりませんが、「グレイス」は壁水栓のため、そのように汚れがたまりやすい部分が無く、日々の掃除もラクチンです。
④子供用鏡の有無
「リュクス」は下の画像のとおり、三面鏡の下の部分の水栓付近も鏡となっているため、小さいお子様も鏡が使用できて便利な形状となっています。
しかし、この位置の鏡だと結構水はねが付いてしまい、頻繁に拭き掃除を行わなければ水の跡が目立ってしまい、掃除が大変になります。
「リュクス」の子供にも使いやすい部分と、「グレイス」の日々の掃除をラクにする部分のどちらを取るかは意見が分かれるところだと思いますが、私は日々の掃除が楽になる「グレイス」に軍配が上がりました。
⑤ティッシュ取出し口の有無
「グレイス」には下の写真のように、鏡下部にティッシュ取り出し口が付いています。
ティッシュの箱を内部に設置するため、場所を取らず、また外からティッシュ箱が見えずスッキリとした見た目となります。
メイクをしている時など使いたい時にすぐ取れてとても便利!
洗面台にオススメの便利グッズ
グレイスドレッサーは収納力バツグンで、細かい機能など使い勝手が非常に良い洗面台です。
グレイスドレッサーだけでも日々の生活がとても楽になりますが、更に日々の生活のクオリティを上げることが可能な、我が家でも使用している便利グッズを紹介します。
自動ソープディスペンサー
自動ソープディスペンサーは本当に便利です!汚れた手でディスペンサーに触れることがなく衛生的です。
キレイキレイ公式の自動ソープディスペンサーなので、キレイキレイ泡ハンドソープとの相性抜群で、詰替え用の液体を補充するだけでか簡単に使用することができます。
タオルホルダー
こちらのタオルホルダーは押し込むだけでタオルを吊り下げることができます。
我が家は子供用のタオルを下げているのですが、子供が引っ張るだけで簡単にタオルが外れるので、大人が手伝わなくても子供だけで手を拭けるのでとても重宝しています。
歯ブラシホルダー
我が家は鏡の扉を開けた側面に、貼り付けするタイプの歯ブラシフックを設けています。
このタイプの歯ブラシ置きは棚部分に歯ブラシを置かなくても良いため、棚部分に大人用・子供用の歯磨き粉、フッ素など様々なものが置くことができ空間の有効活用ができます。
また、一条工務店の洗面台は、各仕上げ材や設備関係の保証期間などが記載された案内を鏡の扉の側面に貼っています。
透明タイプの歯ブラシフックとすることで、こちらの案内が隠されずに済むため、問題なく読むことができます。
まとめ
一条工務店の洗面台は建物商品ごとに標準仕様が決まっていて、標準以外を選択する場合は別途費用がかかります。
我が家が建てたi-smartの標準仕様の洗面台は「リュクスドレッサー」というものですが、収納量・掃除のしやすさ・物の出し入れのし易さ・使い勝手などを総合して、「グレイスドレッサー」という有料製品を選択することを強くオススメします。
カタログだけではわからない部分も多いと思いため、現物を実際にみてみると使い方ななども想像しやすくなります。我が家は「リュクス」のつもりでしたが、偶然、建築中のお宅訪問でグレイスドレッサーの現物をみて一目惚れしました。
グレイスドレッサーが設置されている展示場・宿泊棟や、建築中のお宅などを訪問させてもらって現物をみてみるのが良いでしょう!
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