2022年に一条工務店で平屋のマイホームを建築した一級建築士のノブユキです。
子供が和室の畳でお漏らししちゃった!
どうやって掃除をしたら良いのだろう?
そのようにお悩みの方に我が家で実践した掃除方法をご紹介します!
小さいお子さんのいる家庭では、子供のお漏らしというのはよくあることだと思います。また、犬や猫などのペットを飼っている家庭でもペットの粗相もあると思います。
今回の記事では、実際に和室にお漏らししてしまった時に対処した我が家の方法をご紹介したいと思います。
畳にお漏らしした場合の対処法
子供が畳にお漏らししてしまった!
そこでまず、畳にお漏らしした場合の対処法についてインターネットで調べました。
畳は水分に弱く、早めに対処しないとシミが残ることになるので、できるだけ早く対処する必要があるとのこと。
①水分をふき取る
②塩・小麦粉・ベビーパウダーを振りかけて掃除機で吸う
③固く絞った雑巾で拭いた後、乾拭きして乾燥
①水分をふき取る
まずは、シミにならないようにティッシュペーパーやキッチンペーパーで優しく叩くようにして水分を吸い取ります。強く擦るとかえって汚れが入り込んでしまうため注意が必要。
②塩・小麦粉・ベビーパウダーを振りかけて掃除機で吸う
①で目に見える水分を吸い取ったら、塩・小麦粉・ベビーパウダーのいずれかを振りかけて、畳に染み込んだ水分を吸着させ、畳に目に入り込んだ汚れと共に掃除機で吸い取ります。
③固く絞った雑巾で拭いた後、乾拭きして乾燥
仕上げとして、固く絞った雑巾で拭いた後、乾拭きして乾燥させる。
我が家での対処方法
我が家で行ったお漏らし清掃の流れをご紹介します。
キッチンペーパーで水分をふき取る
我が家はまず、目で見てわかるくらい濡れている畳の水分を取るためにキッチンペーパーでふき取りを行いました。ポンポンと叩くとみるみる内にキッチンペーパーが濡れていき、大量のおしっこが畳にあることがわかりました。
塩を振りかける
キッチンペーパーであらかたの水分を取ったその後は塩を振りかけました。キッチンペーパーで水分を拭き切ったと思っていましたが、みるみる内に塩が水分を吸っていきます。振りかけた塩は掃除機で吸い取り、同じ工程を数回繰り替えし、塩が水分を吸い取らなくなりました。
見えない水分が残っていることが判明
塩で水分を吸収しつくしたと思いましたが、念のため畳と畳の間にコピー用紙を差し入れたところ、差し込んだ部分がずぶ濡れの状態となりました。
全然水分が残っている。
畳を取り外す
畳の下に水分が大量に入り込んでいることがわかったため、表面からの対策を諦め、畳を取り外して直接おしっこをふき取ることとしました。
まず、畳を取り外すのにマイナスドライバーを用意しました。マイナスドライバーを畳と畳の間に差し入れ、畳が傷つかないようにゆっくり慎重に持ち上げました。
一条工務店の和室の場合、注意していただきたいの、畳の下には床暖房の配管が通っているため配管を傷つけないようにマイナスドライバーを深く入れすぎないことです。
通常の畳は60mm程度の厚さがありますが、一条工務店の琉球畳はわずか1cm程度の厚さしかないため、マイナスドライバーを入れすぎると下地を傷つけ、最悪の場合は床暖房の配管を傷つけることとなってしまいます。
このため、マイナスドライバーを軽く入れ、テコの原理で畳を持ち上げます。
お漏らしした範囲の畳を全て取り外し、キッチンペーパーで畳の下に入り込んだおしっこを全てふき取りました。
これでお漏らしした全てのおしっこをほとんどふき取るができました。
まとめ
子供やペットがお漏らししてしまった場合には、下記の①~③の対処をすることをオススメします。
①目に見える水分をキッチンペーパーなどで吸い取る
②畳の目に入り込んだ水分を取るために、塩やパウダーなどを振りかけ、掃除機で吸う。
③畳の下に入り込んだ水分を取りために畳を取り外す
対処が遅くなればなるほど畳にはシミが残ってしまうリスクが高まります。子供やペットがお漏らししないことが一番ですが、万が一畳の上でお漏らしをしてしまった場合には、この記事を参考にして掃除を行ってみてはいかはでしょうか。
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