2022年に一条工務店で平屋のマイホームを建てた一級建築士のノブユキです。
一条工務店の家って電気代が高いの?売電額はいくら?
このようにお悩みの方に、我が家の1年間の電気代・売電額を公開します。
一条工務店は全館床暖房が大きな特徴で、冬の期間は床暖房をずっと稼働させています。床暖房設備は床下に設置された配管に温水を流すことで家を暖めますが、床暖房の配管に水を流し、夏の期間は床冷房として使用する「さらぽか空調」というオプションもあります。
我が家はさらぽか空調を採用しているため、夏の期間はさらぽか空調・冬の期間は床暖房を使用しています。年間の大部分で床暖房設備を稼働させているため、電気代が高いのではと思われる方も多いと思います。
この記事では、マイホームを一条工務店にしようか悩んでいる人や、一条工務店でさらぽか空調を採用しようか悩んでいる人の参考として、我が家の実際の電気代がいくらであったか、太陽光発電の売電額と比較して収支はどうであったかを大公開します。
この記事で公開している電気代・売電額は2022年のものです。また、2022年の4月に引越しをしたため、4月~12月の情報となっています。
さらぽか空調のメリットなど、さらぽか空調を2年間使用した感想を別記事で公開していますので、さらぽか空調の採用に悩んでいる方はそちらも併せてご覧ください。
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一条工務店の電気代・売電額
我が家の情報
商品名 | アイ・スマートⅡ(i-smartⅡ) |
階数・規模 | 平屋・約32坪 |
家族構成 | 夫婦+子1人 |
太陽光パネル容量 | 13.750kW |
パワコン容量 | 9.9kW |
太陽光・蓄電池の運転モード | ノーマルモード |
蓄電池の使い切りレベル | 3(蓄電池に30%の電力は残しておく) |
地域 | 関東地方 |
電力会社・契約タイプ | 東京電力・スマートライフL |
売電単価 | 19円/kWh |
ノーマルモード
深夜などの指定時間帯に電力を購入し、蓄電池に充電。夕方以降の発電できない時間帯は蓄電池の電力を利用。
※日中の余剰電力は売電に全力投球
節エネモード
日中の発電した電力を蓄電池に充電。夕方以降の発電できない時間帯は蓄電池の電力を利用。
※蓄電池の満充電後に余剰電力を売電
蓄電モード
常に蓄電池が満充電になるまで充電を行い、充電完了後は停電時に備えて待機。
スマートモード
充電時間帯を設定し、それ以外の時間帯は節エネモードと同じ動作をします。
※深夜に一定時間充電 → 朝に蓄電池放電 → 日中に充電 → 夕方以降に蓄電池放電
2023年の3月からは、パワーモニターの運転モードをノーマルモード→節エネモードへ変更しています。電気料金の値上げが続いている現在では、節エネモードにすることにより劇的に電気代が下がりました。
節エネモードによる電気代の変化については別記事で詳しく解説していますので、併せてそちらもご覧ください。
月別の電気代・売電額
2022年の月別の電気代です。
※4月下旬に引っ越したので、4月~12月の電気代です。引渡しは4月中旬でしたので、売電額は少し高めとなっています。
月 | 電気代 | 売電額 | 差引額 |
---|---|---|---|
2022.4月 | 949円 | 11,210円 | +10,261円 |
2022.5月 | 10,051円 | 27,037円 | +16,986円 |
2022.6月 | 9,860円 | 31,141円 | +21,281円 |
2022.7月 | 14,102円 | 25,821円 | +11,719円 |
2022.8月 | 16,536円 | 26,505円 | +9,969円 |
2022.9月 | 15,255円 | 22,135円 | +6,880円 |
2022.10月 | 12,525円 | 19,608円 | +7,083円 |
2022.11月 | 14,821円 | 27,094円 | +12,273円 |
2022.12月 | 19,949円 | 19,171円 | -778円 |
合計 | 114,048円 | 209,722円 | +95,674円 |
さらぽか空調や床暖房を稼働していない期間は約1万円の電気代でした。
さらぽか空調を稼働している夏の期間の電気代は1万5千円前後、床暖房を稼働した11月頃から電気代が上がり始め、12月には2万円程度となりました。
売電額は、太陽光発電が4月中旬からの稼働で約21万円となり、電気代との差引については、年間で約9万5千円のプラスとなりました。
月別の買電量・売電量
月 | 買電量(kWh) | 売電量(kWh) | 差引量(kWh) |
---|---|---|---|
2022.4月 | 16 | 590 | +574 |
2022.5月 | 279 | 1,423 | +1,144 |
2022.6月 | 265 | 1,639 | +1,374 |
2022.7月 | 398 | 1,359 | +961 |
2022.8月 | 463 | 1,359 | +932 |
2022.9月 | 405 | 1,395 | +760 |
2022.10月 | 306 | 1,032 | +726 |
2022.11月 | 361 | 1,426 | +1,065 |
2022.12月 | 477 | 1,009 | +532 |
合計 | 2,970 | 11,038 | +8,068 |
電気量については、毎月の売電量が買電料を大幅に上回っています、
売電の単価は固定単価で決まっていますので、1kWh当たりの売電単価が電気料金を上回る時間帯は売電し、電気料金の方が高い時間帯は、発電した電気を自家消費することでよりお得に過ごすことができます。
また、当然ですが電気料金を低く抑えることで、より多くの利益を生むことができます。
アパート生活時の光熱費との比較
現在の一条工務店の我が家の電気代と、引越す前に住んでいたアパートの光熱費を比較してみたいと思います。
アパート生活時の光熱費
アパート生活時の2021年4月~12月の光熱費
月 | 電気代 | ガス代 | 合計 |
---|---|---|---|
2021.4月 | 3,244円 | 8,505円 | 11,749円 |
2021.5月 | 3,130円 | 8,238円 | 11,368円 |
2021.6月 | 3,176円 | 7,224円 | 10,400円 |
2021.7月 | 4,297円 | 7,011円 | 11,308円 |
2021.8月 | 6,297円 | 5,763円 | 12,060円 |
2021.9月 | 4,779円 | 4,822円 | 9,601円 |
2021.10月 | 3,379円 | 5,345円 | 8,724円 |
2021.11月 | 3,094円 | 5,966円 | 9,060円 |
2021.12月 | 5,017円 | 8,308円 | 13,325円 |
合計 | 36,413円 | 61,182円 | 97,595円 |
アパート生活時との比較
※4月は途中から引っ越したため、この比較表では5月~12月としています。
月 | 一条工務店 | アパート | 差引 |
---|---|---|---|
2021.5月 | 10,051円 | 11,368円 | -1,317円 |
2021.6月 | 9,860円 | 10,400円 | -540円 |
2021.7月 | 14,102円 | 11,308円 | +2,794円 |
2021.8月 | 16,536円 | 12,060円 | +4,476円 |
2021.9月 | 15,255円 | 9,601円 | +5,654円 |
2021.10月 | 12,525円 | 8,724円 | +3,801円 |
2021.11月 | 14,821円 | 9,060円 | +5,761円 |
2021.12月 | 19,949円 | 13,325円 | +6,624円 |
合計 | 114,048円 | 97,595円 | +16,453円 |
家の面積も大きくなっていることから全体的に電気代は高い傾向にありますが、夏期と冬期については床冷房と床暖房を稼働しているため、アパート時代に比べて1.3~1.5倍程度光熱費はかかっている結果となりました。
太陽光発電は元を取れるのか?
上記に書きました買電額・売電量は、太陽光で発電した電力量から「日中の自家消費分」や「蓄電池の充電に使用した電力」を差し引いたものとなっています。
ですので、実際に太陽光発電で発電した電気量から考えていきたいと思います。
月 | 発電量(kWh) |
---|---|
2022.4月 | 1,284 |
2022.5月 | 1,833 |
2022.6月 | 1,702 |
2022.7月 | 1,665 |
2022.8月 | 1,556 |
2022.9月 | 1,355 |
2022.10月 | 1,288 |
2022.11月 | 1,296 |
2022.12月 | 1,404 |
合計 | 13,383 |
我が家の売電単価は19円/kWhですので、発電した電力を全て売電に回した場合は、254,277円となります。
これは4~12月までの期間ですが、1~3月まで毎月1,200kWh発電したと仮定しても、1年間で約32万円の売電額となると想定されます。
我が家の太陽光発電設備+蓄電池は2,530,000円(税込)でしたので、単純計算をすると8年弱で元が取れることとなります。
※実際には年々発電効率は下がっていくため、もう少し期間はかかると思われます。
また、売買単価よりも電気料金が高い時間帯は発電した電力を自家消費に回すことで、売電額以上に電気代を下げることとなり、より多くの利益を生むことができます。
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まとめ
2022年の電気代や売電額などを公開させていただきました。床暖房・床冷房を稼働している期間はやはり電気代は高い傾向となりました。
マイホームを一条工務店にしようか悩んでいる人や、一条工務店でさらぽか空調を採用しようか悩んでいる人は是非参考としてください。
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