2022年に一条工務店で平屋のマイホームを建築した一級建築士のノブユキです。
家づくりを進めていき無事引渡しが完了したら最後に待っているのは引越しです。土地や建物には多額の費用が掛かりますので、引越し費用は少しでも抑えて今後の生活に備えたいところです。
引越し費用は決して安くはありません。しかし、見積りを工夫するだけで出費を抑えることが可能です。新しい住まいを傷つけずに運ぶためのポイントなども覚えておけば、さらに安心です。
では、具体的にどのようにして引越しの費用を抑えることができるでしょうか?
この記事では、知って得する引越しの見積り術や、引越し費用を安く抑える方法を詳しく紹介します。そして、浮いたお金で家具などを揃え、夢のマイホームでの生活を行いましょう。
引越し費用を安く抑えるための基本ポイント
引越しを計画する際には、費用をいかに抑えることができるかが大きな課題となります。賢く見積りを取ることで引越し費用を大幅に削減することが可能です。
新築住宅への引越しの際に、見積りを安く抑えるための基本的なポイントを詳しく解説します。
①見積りの取り方
②複数業者への見積り依頼
③オンライン見積りの活用
①見積りの取り方
まずは、見積りを取る際の基本的な流れを理解しておきましょう。見積りを依頼する際、引越し業者に具体的な引越しの条件や希望を伝えることが成功へのカギです。
- 荷物の量(大型家具の数、段ボール量など)
- 移動する距離(現住所と新住所)
- 新居の詳しい位置・住所(前面道路の幅が重要)
- 入居予定日
これらの内容を詳しく説明することで、より正確な見積りを得ることができます。見積りはできるだけ口頭ではなく、書面やメールで確認するようにしましょう。見積りの詳細を確認することで、後からの思わぬ追加料金の請求を避けることができます。
②複数業者への見積り依頼
引越し費用を抑えるためには、複数の業者から見積りを取って比較検討することが不可欠です。各社ごとに提供しているサービスや料金プランが異なるため、よりお得に引越しを行うためには、複数の選択肢を持つことが大切です。
また、料金が安すぎる業者についても注意が必要です。料金が安すぎる業者は何らかのサービス不足や追加料金などの可能性があるため、内容をしっかり確認することが重要です。業者の評判も併せて情報収集すると、信頼できるサービスを選ぶ助けとなります。
③オンライン見積りの活用
インターネットを活用することで、手軽にオンラインでの見積りが可能です。多くの業者はウェブサイトから見積りフォームを提供しているため、必要事項を記入するだけで簡単に見積りを取得できます。
複数業者から見積りを取得する際は、各々の引越業者のホームページから一つ一つ見積りを申し込まなければなりませんが、一括見積りサイトを活用すれば、1回の申し込みで複数業者の見積りを取得することができます。
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引越し業者の比較ポイント
引越し業者を比較する際のポイントは、料金だけではなく。提供サービスの内容や信頼性も考慮することです。新築住宅への引越しあれば、家具の組み立てや電化製品の設定など特殊なサービスが必要になる場合があります。
そのため、料金だけではなく、引越し業者が提供するオプションやカスタマーサービスの質などを確認することが大切です。口コミや評価を参考にすることや、引越し業者の担当者と直接話すことで、不明点を解消し、安心して夢のマイホームへの引越しを依頼できる業者を選びましょう。
引越し費用を削減する方法
家づくりを進め、引渡しが済みましたら後は引越しを残すのみです。マイホームへの引越しは、夢の実現とともに大きな出費を伴うものです。しかし、適切に引越し業者を選ぶことで、コストを大幅に削減することができます。
引越し業者は季節やサービスの内容によって料金が変動するため、賢く選ぶことで無駄な出費を減らすことができます。
①引越しシーズンを避ける
②平日割引を利用する
③割安プランの活用
④不用品の処分で節約
⑤オプションサービスの検討
⑥支払い方法による割引の確認
①引越しシーズンを避ける
引越しシーズンは、卒業や就職、転勤などの時期に集中するため、一般的に3月から4月にかけてがピークとなります。引越しを計画する際には、このような繁忙期を避けるようにスケジュールを調整するだけで、かなりのコスト削減が期待できます。
また、シーズンオフに引越しを行うことで、引越し業者との交渉もスムーズに進む可能性があります。引越し日の調整が可能な場合、シーズン外の日程を選ぶと良いでしょう。
引越し業者に直接聞いた話なのですが、3月は1週目、2週目と後半になるほど週単位で料金は上がるとのことです。3月後半は予約自体が難しい場合があり、価格交渉どころではないこともあります。
日程調整が可能な場合は、3月後半と4月上旬は避けた方が無難でしょう。
②平日割引を利用する
多くの引越し業者は、週末や祝日に比べて平日の方が比較的予約が少なく、労働力を無駄にしないよう平日割引を提供していることがあり、特に月曜日から木曜日にかけては、料金が大幅に安くなることがあります。
平日を選ぶことで節約が可能となるため、引越し予定日を柔軟に対応できる場合には、平日割引を積極的に活用することでコストを抑えることができます。
③割安プランの活用
引越し業者によっては、様々なニーズに合わせたパッケージプランを提供しています。
荷造りや荷ほどきを業者のスタッフにお任せするプランなど色々ありますが、費用を抑えるのであれば荷造り・荷ほどき共に自分で行うプランとした方が良いでしょう。荷造りの時間に余裕がない場合は、荷造りのみを業者にお任せするハーフプランなどにしてできる限り自分で行う作業を増やす方が費用を抑えることができます。
日付だけ指定して、引越し開始時間は業者にお任せのフリープランにすることで、時間指定と比較して割安になる業者もあります。
④不用品の処分で節約
引越しは不用品を処分する絶好の機会です。荷物を整理することで、新生活に不要なものを明らかにし、処分することで大幅なコスト削減が可能です。荷物の量が減れば、そのぶん運搬の手間が少なくなり引越し費用の減少につながります。
不用品は捨てるだけではなく、リサイクルショップに売ったり、フリマアプリで販売したりすることで思わぬ収入を得ることもできます。
また、地域のリサイクルセンターや不用品回収サービスを利用することで、新しい住まいに移る前に効率良く持ち物を減らすことができます。
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⑤オプションサービスの検討
引越し先の新居での生活を始める際、今の時代インターネットは必需品であるため、新居でも新たにインターネット契約を行うことでしょう。
引越し業者はインターネット回線業者と提携していることがあります。引越し業者からインターネットの乗り換えを勧められることがあり、引越しと同時にインターネット契約を行うと引越し料金を数万円割引してくれます。
インターネットの移転手続きを自分で行うとなると結構な手間がかかるため、このサービスを利用することでインターネット開通手続きの手間の削減の他に、引越し費用の削減もできてしまいます。
一人暮らしをしている時ですが、このサービスを利用して引越し料金が「100円」となったことがあります。
また、引越し費用自体の削減とはなりませんが、引越しを機にお得な電力会社やガス会社に切替えることで光熱費を削減し、日々の生活を豊かにすることが可能です。
電気料金比較サイト「エネチェンジ」では、電力会社・ガス会社を無料で比較して、1番安い会社がわかります。
切り替え手続きはWEBで行うことができ、比較から申し込みまでワンストップで行えます。
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⑥支払い方法による割引の確認
引越し業者によっては、支払い方法による割引がある場合があります。現金払い・振込み払い、特定のクレジットカードの利用、または早期払いによって割引が適用されることがあります。
これらの割引を見逃さず、見積り時に業者に確認することが大切です。賢く支払い方法を選ぶことで、意外なところで引越し費用を安く抑えることができるでしょう。
引越しの準備は効率よく進める
引越しは新生活のスタートとなりますが、準備は大変な作業となるため、計画的に進めることが重要です。計画がしっかりしていれば、当日の混乱を避けることができます。
荷物の整理や荷造り、電気やガスといったインフラ関係の手続きもスムーズに行い、安心して新生活を迎えましょう。
①早めのスケジュール調整
②チェックリストの作成
③必要書類の事前準備
①早めのスケジュール調整
引越しの日程の目星がついたら、まずは引越し業者の予約を行いスケジュールを早めに調整しましょう。引越し業者の予約は早めに行うことが肝心です。3月や4月など引越しが多い時期だと希望の日に予約が取れないこともあります。
また、学校や職場への連絡、郵便物の転送手続きなども早めに行うと、余裕を持った引越しができることでしょう。
②チェックリストの作成
引越しの準備を効率的に進めるためには、チェックリストの作成が非常に役立ちます。荷物の整理から始まり、不用品の処分、必要な梱包資材の確認、家具などの配置計画など、順を追ってリスト化しておくと良いでしょう。
③必要書類の事前準備
引越しの際には、様々な必要書類の準備が必要となります。住民票の異動手続き、職場の住所変更手続き、銀行口座、保険関係の住所変更手続きがあり、自動車を所有している人は車検証や自賠責保険などの住所変更手続きも必要となり、多くの手続きを行うこととなります。
それぞれの手続きには必要な時間があり、即日で完了しないものもあるため、事前にリストを作成し、早めに準備しておくと引越し後の手続きもスムーズに行えます。
- 住民票
- 郵便の転送届
- 職場関係
- 生命保険・医療保険
- 火災保険
- 銀行口座
- 証券口座
- クレジットカード
- 携帯電話会社
- amazon・楽天などのネットショッピング
- ポイントカード
- ビックカメラなどの店舗の会員登録
- 車検証
- 車の任意保険・自賠責保険 など
- 電力会社
- ガス会社
- 水道
- インターネット契約 など
まとめ
引越し費用を少なくして経済的に行うためには、事前のしっかりとした準備と工夫が不可欠です。まず、引越し業者の見積りを複数社から取得し、オンライン一括見積りも活用しながら、最もコストパフォーマンスの良い業者・プランを選ぶことから始めましょう。
次に引越しシーズンを避けることで、料金を大幅に下げることができる可能性があります。荷物量も重要で、不用品の処分や売却を行い、荷造りを効率的に進めることで荷物量を少なくし、費用を少なくできます。
これらの取り組みを行うことで、より安く、そしてスムーズに引越しを実現できることでしょう。経済的に賢い引越しを達成するために有効に活用してください。
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